
毎年冬になると見かける『大雪での立ち往生』のニュース。
車の運転中に自分がいつ被災するかわかりません!
しっかりと防災グッズを備えて、いざと言う時に対応できるようにしましょう!
この記事で分かること
- 大雪で車が立ち往生した時に必要な防災グッズ
- 大雪で車が立ち往生した時にとるべき行動
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もくじ
【車中泊・車載用】大雪での立ち往生に備えるべき防災グッズ10選
はじめに
今回車の立ち往生の時の防災グッズについて紹介しますが、基本的に雪の時の運転は控えてください。
雪道は滑りやすく大変危険です。
ですがやむを得ない場合は、しっかりと準備をしてから運転をしましょう!
では雪の時の防災グッズについて紹介しますね!
大雪対策!!車載用防災グッズ10選
- タイヤチェーン
→冬は必ず備えておくべき - スノーブラシ
→車に積もった雪を落とすのに必須 - スコップ
→周辺の雪をかき出すのに必須 - 防寒グッズ
→防寒着、アルミシート、毛布、手袋など - 長靴
→雪かきの作業がしやすい&防寒対策 - 飲料水
→数日動けないことを想定して備蓄が必要 - 非常食
→数日動けないことを想定して備蓄が必要 - 照明
→原則エンジン停止なので必要 - モバイルバッテリー
→緊急時にスマホの充電は切らしてはいけない - 衛生用品
→車外で用を足せない場合必須
万が一のためにガソリンを満タンにしておくことも重要です!
では順番に見ていきましょう!
タイヤチェーン
タイヤチェーンを選ぶポイント
- 有名なメーカーの物を選ぶと無難
- タイヤのサイズを確認する
- 『JASAA認定』の物か確認する
→性能テストに合格しており安全性◎の証拠
(非金属製の物に限る)
タイヤチェーンは積雪路や凍結路を走る場合の滑り止めとして重宝します。
スタットレスタイヤでいいじゃん!と考える方もいるかと思いますが、タイヤだけではスリップの危険性が高まります。
スリップ事故予防のためにタイヤチェーンは必ず備えておきましょう!
▼おすすめのタイヤチェーン
スノーブラシ
スノーブラシを選ぶポイント
車載用は折りたためる物を選ぶと良いでしょう!
スノーブラシは車に積もった雪を落とす道具です。
スノーブラシがあると手の届かない天井の上の雪も簡単におろせます。
コンパクトに折りたためる物を選ぶと車内でも邪魔にならず◎。
▼おすすめのスノーブラシ
スコップ
スコップを選ぶポイント
スコップも折りたためてコンパクトになるタイプを選ぶと良いでしょう!
スコップは車周辺の雪かきグッズです。
車中泊中に大雪が降った場合、車周辺の雪かきが必要になる可能性があります。
スコップもスノーブラシと同様に折りたためてコンパクトになるタイプだと車内の収納に困りません。
▼おすすめのスコップ
防寒グッズ
ポイント
低体温症予防のため防寒グッズは必須です!
→低体温は命の危険に繋がるので防寒着、アルミシート、毛布、使い捨てカイロなどを備えておきましょう!
寒いならエンジンつけてればいいやーん!って思いますよね。
それ、間違いなんです…!
ガソリン確保のためにできる限りエンジンは切っておいた方が良いです。
ですが、あまりにも寒い場合は無理せず暖をとった方が良いので、その時々で臨機応変に行動する必要があります。
使い捨てカイロを使う場合は低温やけどの危険があるので、特にお子さんやお年寄りは注意が必要です!
▼おすすめの防寒グッズ
アルミシート
使い捨てカイロ
長靴
ポイント
長靴だと雪かきの作業がしやすい&防寒対策になるので備えましょう!
→普通の長靴でも良いのですが、上が縛れるタイプの長靴だと雪が入ってきづらいので そちらもおすすめです。
雪かき作業の時にスニーカーだと作業がしづらいですし、足元が濡れてしまうとそこから体温が奪われ低体温に繋がります。
車内に備えておきましょう!
飲料水
ポイント
飲料水は最低3日分は備蓄しておく。
→大雪による交通障害で飲料水の調達ができないリスクがあるので、7日分あると更に安心です。
1人1日3Lが必要と言われているので、大変ですが家族分をしっかり準備しましょう!!!
【1人3L×家族人数×数日分】です!
非常食
ポイント
非常食も最低3日分備蓄する。
→飲料水と同じで、交通障害によって食料確保ができない可能性があるので7日分はあると安心です!
こちらも【1人3食×家族人数×数日分】の食料を準備しましょう!

照明
照明を選ぶ時のポイント
LED&ランタンタイプがおすすめ!
車が立ち往生した場合、原則エンジンは切っておくので夜間は照明が必須になります。
乾電池でつくLEDランタンのように、引っ掛けられる&置いて使えるタイプがおすすめです。

▼おすすめの照明
LEDランタン
ラジオ付きライト
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを選ぶポイント
ソーラーで充電ができるモバイルバッテリーがおすすめです!
スマホは情報収集ツールとして大活躍します。
繰り返しになりますが、車が立ち往生した場合は原則エンジンを切るため、スマホの充電ができません。
ですのでモバイルバッテリーは必ず用意しましょう。
ソーラーで充電できる物がおすすめですよ!
(一応日が出る時もあるだろうとの想定でソーラーをおすすめします!(^^;;
衛生用品
ポイント
簡易トイレは必ず備えておきましょう!
車の立ち往生で困るのがトイレではないでしょうか?
外で用を足すわけにもいかないので、袋タイプの簡易トイレを備えましょう。
また、ウェットティッシュもあると良いでしょう!
▼おすすめの衛生用品
簡易トイレ
ウェットティッシュ
車が立ち往生した時にとるべき行動
車が立ち往生した場合の行動についてもお伝えしますね!
大雪で車が立ち往生してしまった場合
- できたら道路脇に車を停め、ハザードランプをつける
- 救助の要請をする
→JAFや場合によって警察や消防に連絡 - エンジンは停止させる
→一酸化炭素中毒の予防のため - しっかり防寒する
→低体温症の予防のため - 足の体操や水分補給をする
→エコノミークラス症候群の予防のため
できたら道路脇に車を停め、ハザードランプをつける
後続車による衝突を避けるため、できたら道路脇に車を停め、ハザードランプを点灯させましょう。
救助の要請をする
JAFや場合によって警察や消防に救助の連絡をしましょう!
※JAFの場合は事前に登録が必要です!
車内で救助を待つ場合はエンジンは停止させる
雪で車が埋もれると、排気ガスが車内に入り一酸化炭素中毒になる可能性があります。
一酸化炭素中毒が重症化すると最悪死に至ることもあります…!
一酸化炭素中毒を予防するには
ガゾリン確保のためにも、できる限りエンジンは停止させていた方が良いでしょう。
ですのでしっかり防寒しましょう。
防寒しても寒い場合は、無理をせずエンジンをかけて暖をとりましょう。
その際は排気口周囲のこまめな除雪も忘れずに行ってくださいね!
しっかり防寒する
低体温症の予防のため、しっかりと防寒をしましょう!
低体温症も最悪死に至る場合があります。
足の体操や水分補給をする
車での待機が長くなる場合は特に、エコノミークラス症候群に気をつけなければなりません。
エコノミークラス症候群について
《エコノミークラス症候群の予防方法》
- 適度に水分補給をする
- 足のマッサージ・ストレッチをする
①足の指でグーパーをする
②かかとの上げ下げをする
③つま先を引き上げる
④ふくらはぎを揉む - 寝る場合は足を高くする など
《そもそも…エコノミークラス症候群とは?》
車の座席に座って長時間同じ体勢でいたり足を動かさないと足の血流が悪くなり、血の塊ができやすくなります。
足でできた血の塊が肺の細い血管に運ばれると、肺の血管が詰まってしまい呼吸困難などの症状が現れて、死に至ることがある怖い状態のことを言います。
《エコノミークラス症候群の症状》
- 息切れ
- 呼吸困難
- 胸の痛み など

【車中泊・車載用】大雪での立ち往生に備えるべき防災グッズ10選:まとめ
ではおさらいしましょう!
大雪対策!!車載用防災グッズ10選
- タイヤチェーン
→冬は必ず備えておくべき - スノーブラシ
→車に積もった雪を落とすのに必須 - スコップ
→周辺の雪をかき出すのに必須 - 防寒グッズ
→防寒着、アルミシート、毛布、手袋など - 長靴
→雪かきの作業がしやすい&防寒対策 - 飲料水
→数日動けないことを想定して備蓄が必要 - 非常食
→数日動けないことを想定して備蓄が必要 - 照明
→原則エンジン停止なので必要 - モバイルバッテリー
→緊急時にスマホの充電は切らしてはいけない - 衛生用品
→車外で用を足せない場合必須
万が一のためにガソリンを満タンにしておくことも重要です!
大雪で車が立ち往生してしまった場合
- できたら道路脇に車を停め、ハザードランプをつける
- 救助の要請をする
→JAFや場合によって警察や消防に連絡 - エンジンは停止させる
→一酸化炭素中毒の予防のため - しっかり防寒する
→低体温症の予防のため - 足の体操や水分補給をする
→エコノミークラス症候群の予防のため

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